これから紹介する将棋勉強法は女流棋士の山口絵美菜女流1級が考案した勉強方法です。
京都大学の卒業論文でチャンクに関する議題を執筆した事をきっかけにこの勉強法が確立されたのだとか。
日曜の朝10時から放送されるNHK将棋講座にて公開されていたのでその内容をシェアしていきたいと思います。
 チャンク式勉強法について解説
チャンク式勉強法と呼ばれるこの手法は盤面を4つに分けてそれを塊(チャンク)として捉えます。
女流棋士山口のチャンク式上達法
ではチャンク(塊)として捉える事でどのように覚えやすくなるのか?その原理は簡単です。
例えば、人間は瞬時に覚えられる番号の桁数は7桁が限度と言われています。しかし塊として覚える事で7桁以上、覚える事ができてしまうのです。
7桁の番号
4532785
チャンクとして7桁の番号
453-2785
では、テストです。
制限時間は3秒間です。まずは7桁の番号を覚えてみて下さい。
次に、その覚えた番号を答えてみて下さい。
どうですか?正しい答えは導き出せましたか?
では次に2つの塊に分けた7桁の番号を3秒間で記憶したのち、答えてみて下さい。
どうですか?こちらの方が簡単に答える事ができたのではないでしょうか?
このように、多数の情報量を記憶する際に、いくつかに分け、チャンクとして捉える事で記憶が容易になる人間の脳のカラクリを利用した勉強法がチャンク式勉強法なのです。

将棋は盤面を記憶する事で何ができるのか?

 将棋は強くなる為に定跡の勉強をしなければなりません。しかしこの定跡の勉強は苦手としている方が多いのが実情のようです。
そこで、定跡の勉強にチャンク式勉強法を用いればうーんと簡単に記憶する事が出来るので今まで苦痛だった定跡の勉強が楽しくなることでしょう。そうすれば短期間で強くなる事が可能ですね。
そんな、夢のような勉強法であるチャンク式上達法をシェアしていきます。
将棋のマスは9×9=81マスです。
盤面全体に配置された駒を一気に覚えろと言われても初心者には無理な話です。
なので、4分割にして1つずつ塊として覚えれば良いのです。
では例題です。まずは盤面を普通に記憶する問題です。
20秒で盤面を記憶した後、正しい答えを盤に並べてみて下さい。 チャンク式勉強法問題
どうでしたか?
これはHNK将棋講座にて出題された問題です。
回答者は山崎隆行八段でした。
15秒で記憶し、正確に回答されてました。さすがプロ棋士といったところ。
しかし初心者の方で正確に回答できる人はとても少ないでしょう。
これをチャンク式で記憶すると一気に記憶できるようになります。
もう既に記憶されてるかと思いますので問題は出しません。
効果を実感されたいのであれば自分で盤面を適当に作って記憶してみてくださいね。
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こんな感じで盤面をチャンク分けして覚えるチャンク式勉強法を訓練すればプロ棋士のような盤面再生力を手に入れるのもの夢ではありませんね。